東京の女子中学生が今田平で田植え

学校・教育

[ 2016年 5月 18日 水曜日 8時02分 ]

 体験旅行で飯田市などを訪れている実践女子学園中学校(東京都渋谷区)の2年生273人が16、17の両日、農業法人今田平(同市龍江)の指導で田植えを体験した。

 自然に触れる機会が少ない都会の女子中学生が、食のありがたさを知る機会に―と、岐阜県恵那市岩村に眠る学園の創立者、下田歌子氏の墓参りと合わせて恒例化しているプログラムで、16日は153人が汗を流した。

 田んぼの中に恐る恐る足を入れ、水の冷たさと泥の感触に悲鳴を上げた生徒たちは、笛の合図に合わせて両サイドから田植えを開始。スタッフから苗の持ち方などをアドバイスされながら作業に励んだ。

 中央委員(生徒会役員)で横浜市在住の生徒(13)は「嫌だなと思っていたけど、やってみたら水の中にオタマジャクシとかがいて、都会とは違う魅力を感じた」と話していた。

 生徒たちが植えた苗は同法人が育て、収穫するコメは学校で味わう。

 今田平は体験旅行を受け入れて18年目で、本年度の受け入れはこの日からスタート。田植えのほかリンゴの摘果、イチゴハウス内の作業、ブドウの袋かけなどの体験プログラムが9月まで続く。

 大平盛男社長は「初めて来る生徒たちにとって、田んぼに入る一歩目が非常に難しい。農業の厳しさだけでなく楽しさも味わえるよう、反省を生かして教える側の力量も上げていきたい」と話した。

  

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