松尾代田で寺子屋始まる

学校・教育

[ 2015年 7月 29日 水曜日 9時39分 ]

 飯田市松尾代田公民館でことしも「代田地区寺子屋」が始まった。夏休み中の子どもがきまりよい生活ができて勉強も進むように地域が子育て世代を支援するユニークな取り組み。ことしで4年目を迎え、シニア大学生も師匠として2人体験参加している。

 同地区寺子屋運営委員会が25日から8月12日まで19日間、朝6時45分から7時半まで開設する。夏休みの前に、松尾小学校PTAの代田地区懇談会で保護者に説明し、希望者を募集したところ、1年生から5年生まで22人が参加。子どもたちに勉強を教える師匠には地区在住の50代から81歳まで12人の支援者があった。

 ラジオ体操の後、夏休みの課題帳などの勉強を行うほか、お楽しみ会もある。分光器を作る工作教室(30日午前6時45分~8時半)、夏の星座と月の観察を行う星見会(8月6日午後7時半~8時半、城址公園)、朝ごはんをみんなで食べる朝食会(同9日午前7時~8時)を計画している。

 寺子屋は「宿題で泣かない夏休み」をキャッチフレーズに、自学自習を基本としつつ、勉強がわからない子どもは友達、上級生、師匠の順に聞くことになっている。あいさつや礼儀、異年齢集団の活動を大事にしている。一人一人名札を付け、出席表を作成して出欠席の記録をつける。

 入山式から3日目の28日、2年生の男子児童(7)は「自分で行きたいと思い参加した。今日は夏休み帳をやり、先生への暑中見舞いも書けた」、1年目から参加しているという5年生の女子児童(10)は「ここに来ると勉強がはかどる。今日は漢字練習と夏休み帳をやったが、自由研究や図工、ポスターも教えてくれる」と語った。

 師匠を務めて3年目という男性(77)は「普段は孫と近所の子に書道を教えている。正月は書初めを教えるが、夏は子どもたちに教わっている」と話していた。

  

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