松尾小の授業でミシンボラ女性が支援

学校・教育

[ 2015年 11月 16日 月曜日 9時53分 ]

 飯田市立松尾小学校(林司校長)でこのほど、5年生の家庭科の授業で「ミシンボランティア」の女性たちが支援した。10月から11月にかけてミシンを使う単元が6年生1回、5年生3回あり、30人ぐらいいるミシンボランティアが数人ずつ交代で支援している。

 呼び掛け人の女性によると、5年前に5年生の担任の先生が「ミシンを使う単元が始まると、子どもがミシンの操作で困った時につきっきりになるので他の児童をみてやることができなくなり授業の運営が大変」という話を聞いた。さっそく糸と針の好きな5、6人に声に掛けるとともに、その人たちにも1人ぐらいずつ声を掛けてもらい一晩で15人ぐらい集まったという。

 現在は23人のほか、保護者ボランティアが7、8人おり、総勢約30人のミシンボランティアが5、6年生計4回のミシン単元で毎回数人ずつ交代で支援を行っている。

 11日に行われた家庭科の授業でナップザックをミシンで縫った5年2組の男子児童(11)は「ボランティアの方に教えてもらいながらミシンを縫えるからわかりやすい。上手にできて楽しい」と感想。呼び掛け人の女性は「男の子の方が機械に強いから意外と上手。子どもたちがミシンに興味をもって上達が早いと私たちは元気をもらうばかり」と目を細めた。

 同校では、家庭科学習への学校支援ボランティアであるミシンボランティア以外に、6年生の古墳巡りや5年生の地域産業見学をはじめさまざまなふるさと学習、年間10時間あるクラブ活動を高学年の児童が縦割りで希望するクラブに入って行う活動も学校支援ボランティアに支えられている。

 学校支援ボランティア担当の教諭は「学校としては感謝に尽きる。子どもの教育と安全を両立させるのにボランティアの力なくしてできない。ボランティアのおかげで子どもたち1人1人が多くの体験をし勉強するチャンスを与えていただける。それとともに、地域の方と学習を通してふれあうことに意義がある。地域の方の協力と地域との連携を大切にしている」と話した。

  

関連の注目記事

powered by weblio