松尾小学校で土俵開き 相撲を通して「まけるな」

学校・教育

[ 2016年 5月 26日 木曜日 12時46分 ]

 全校児童が相撲の試合をする、全国でも唯一の学校といわれる飯田市立松尾小学校(林司校長、児童743人)で25日、土俵開きがあった。

 同校には、平成19(2007)年に松尾出身で日本相撲連盟会長を務めた故松村豊さんから寄付された土俵があり、全校児童が相撲を通して学校目標の「まけるな」の心と体を鍛えている。秋には全校相撲大会が開かれる。

 土俵開きはことしで9年目。昨年暮れには東隣の城公園の一角に屋根付きの土俵がまちづくり委員会によって整備された。この日は、あいにく雨のため体育館に設けたマットの土俵でお清めや模範演技などの行事を行った。

 林校長は「1対1で相手と向かい合った時に怖いと思う自分の弱い心にまけないで」、来賓の小木曽博人まちづくり委員会会長は「城公園の土俵も使って心と身体を鍛えて」とそれぞれ激励。児童会長の生徒が「自分の弱い心とぶつかり、乗り越えることでまけない心と体を鍛えたい」と抱負を述べた。

 続いて、6年生の代表8人と地域指導者の清水里香さんが「土俵のお清め」を行い、気合いを込めて塩をまいた。相撲部の児童15人による模範演技も行われ、四股や腰割り、すり足、ぶつかりけいこなどを繰り広げた。

 児童たちは土俵に上がる際「お願いします」、取組が終わると「ありがとうございました」と元気にあいさつ。指導にあたる清水さんは「全校生徒が毎年1回は必ず試合をする。6年間だと少なくとも6回はある。立ち合いの瞬間に近い距離で正面から人と向き合う体験は、将来いろんな場面で財産になる。相手と場所に対する礼儀と感謝の気持ちを持って、真剣に取り組んで」と話した。

  

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