松尾小6年生が古墳を見学

学校・教育

[ 2015年 5月 19日 火曜日 8時17分 ]

 飯田市立松尾小学校の6年生(141人)が18日、ふるさと学習で松尾地区の古墳群の中から3基の古墳を見学し、古墳の特徴や地域の歴史などを学んだ。

 社会科の授業で松尾地区にたくさんの古墳があることを知った6年生が「実際に古墳を見たい」と希望し、3年前から松尾史学会の秦野善彦会長に講師を依頼している。

 6年生は2クラスずつ学校から上溝公民館に集合。秦野さんの案内で上溝区にある「おかん塚」「姫塚」「天神塚」の3基の前方後円墳を見学した。

 秦野さんは「一昨年は代田山狐塚、昨年は羽場獅子塚も見学したが、ことしは3基にしぼったので、全員石室に入ってよく見てほしい」と助言。教務主任の教諭は「古墳は当時の人のお墓。守っている人が生きていることを忘れないで」と見学の心構えを説いた。

 最初に訪れた「おかん塚古墳」は、道路敷設により前方部は消滅し、後円部のみ残る。後円部は直径14・5メートル、高さ6・1メートルの規模で、全長10・35メートル、高さ3・9メートルの両袖式の石室を有する。高さは南信最高といわれ、天井石の大きさは見事だ。

 秦野さんは「これだけの石を運んでくる力のある人が5、6世紀の古墳時代に松尾地区にいた。それまで日本に馬はなかったが、朝鮮半島から連れてきて大変価値があった。今で言えばトヨタ自動車のようなもの。そんな馬の産業に携わった人を葬ったのでは」と説明した。

 6年1組の女子児童(11)は「石室の天井が高くて大きな石もありすごいと思った。こんな古墳が残る松尾を誇りに思い、うれしい。もっといろいろ調べてみたい」と話していた。

  

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