松川中2年生が女性起業家に学ぶ、11月に「チャレンジショップ」

学校・教育

[ 2015年 7月 9日 木曜日 12時21分 ]

松川中チャレンジ 松川町松川中学校の2年生22人が事業の企画から店舗の出店までを行う起業体験「チャレンジショップ」で、生徒は7日、同町上片桐に加工品の製造工場を構える食品会社長、池上ジェニーさんを迎え、起業する上での苦労話や面白みなどを聞いた。

 

 ジェニーさんは米テキサス州出身。37年前に留学中だった飯島町出身の男性と知り合い結婚し、34年前に家業の酒販店を継ぐため夫とともに日本へ。その後、同町を拠点に英会話教室を開いたり旅行会社を立ち上げ、2013年には食品会社を起こし地元産リンゴでソースやバターなどの商品開発を進める。

 

 これまでの取り組みが評価され、在日米大使館主催のコンテストで「日本起業家賞」の部門賞を昨年受賞している。

 

 ジェニーさんは、リンゴをピューレ状にしたデザート「アップルソース」を商品化した。日本ではなじみの薄い食品だが、海外では子どもからお年寄りまでの幅広い層に親しまれ、「長野のおいしいリンゴを使えば世界一おいしいものができる」と動機。「日本の食文化の1つになったらいい」との思いも語り、資金調達やネーミング、賞味期限や価格設定など販売までに必要な準備を経験を踏まえて紹介した。

 

 生徒たちは真剣な表情で耳を傾け、講話後は積極的に質問するなどして今後の参考にした。

 

 チャレンジショップは、町教委が商売を通じて生徒が地域と触れ合う機会をつくろうと昨年度企画し2年目。

 

 本年度は5人ずつの4つの事業部に分かれ、6月に出展の準備を開始した。いずれの部も事業部長、マーケティング広告部長、商品開発部長、販売部長、経理部長を置き、部ごとに販売する商品を3~4点決める。

 

 計画だと、8月をめどに販売する商品を決定。その後は商品企画書や収支計画案を作り、資金調達も行う。開店は11月22日の1日限定で、昨年同様、まつかわ・すたいるプラザ「ぷらっと」(あらい商店街)でオープンする予定。

 

 昨年度は開店直後から盛況で、弁当やロールケーキなど考案した10種類のオリジナル商品は2時間ほどで完売となった。

 

  

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