松川東小学校統合検討委員会が初会合

学校・教育

[ 2013年 1月 11日 金曜日 9時44分 ]

 松川町生東区の松川東小学校統合検討委員会は9日夜、初会合を町役場で開き、中央小との統合までの進め方などを確認した。統合時期は2014(平成26)年4月と15年4月の2案出され、東小の児童が移行しやすい時期などを考慮し今後決める方針。近く設置する小委員会で課題を整理したり対応策を検討し、町教育委員会に提言する。

 同検討委は、昨年のあり方検討委員会の検討結果を踏まえ、統合に伴う課題を洗い出して不安を解消するなど両校の統合を円滑に進めるため町教委が設置した。両小学校のPTAや校長、保育園保護者会、生東区役員、公募ら22人。委員長に寺沢二六雄・生東区長を互選した。

 計画によると、同検討委が検討結果を町教委に提言、町教委は提言を踏まえて統合計画案を策定しパブリックコメントを募集するなどして統合計画を決定する。高坂敏昭教育長は提言の時期に触れ「スピード感を持って進めたい。できれば本年度中に提言をいただきたい」と述べた。

 統合時期は来年4月か、中央小で2年に1度行われるクラス替えのタイミングに合わせ15年4月にするという2案。学級数が3から2に減る14年度を見据え、来年度に東小へ入学する保護者からは早い時期の統合を求める意見が出た一方、「児童のリスクを回避するためにもクラス替えの時期が良いのでは」といった声もあった。

 また、東小の高森広治校長が少人数の教職員で対応している現状を説明。飛び複式学級に伴う負担などを指摘し「苦労している」。現状維持には「学校としての体制を維持するのは非常に厳しいと思う。学校のありようを変えないといけない」といい、具体的な課題も示した。

 同検討委は今後、小委員会を設けて課題や対応策を協議していく方針。これとは別に、地元区でも検討する場を設け、廃校後の後地利用などについて考える。

 湯澤徳晴教育委員長は冒頭あいさつで「勇気ある結論を出していただき、提言をいただきたい」と述べた。

 町教委によると、現状のままだと、授業の中で多様な意見や考え方が出難く、学び合いの授業が難しい。緊急時の対応や危機管理面で手薄になる―とみる。人間関係では、固定しがちで関係の構築、修復などの調整が難しい傾向も生まれるとしている。

 東小の児童数は現在16人。学級数は3。1、3年生はゼロのため2、4年生で複式学級を編制。6年生は2人だが、県加配によって複式は解消となっている。今後は14年度9人、15年度と16年度が8人、17年度6人と減る見通し。

  

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