法政大留学生がSJ国内研修

学校・教育

[ 2016年 9月 6日 火曜日 15時48分 ]

001法政大

 法政大学国際文化学部(高柳俊男教授)の留学生が飯田下伊那地域の「地域おこし」について学ぶ「SJ(スタディ・ジャパン)国内研修」が1日から7泊8日の日程で進められている。5日は泰阜村を中心にめぐり、けもかわプロジェクトの鹿革クラフト体験や山村留学生との交流を楽しんだ。7日に市公民館で各自のテーマに基づき、成果発表する。午後3時から。

 中山間地域での生活体験を通して、日本を東京とは異なる「地方の視点」でも考えられる目を養うことが狙い。ことしで5年目を迎えた。

 本年度は中国、韓国、ベトナムからの留学生5人が参加。春学期に教室で行った事前学習を踏まえ、7日間の研修で知識や経験を深める。天龍村の平岡ダム建設の強制労働で亡くなった中国人の慰霊碑訪問を皮切りに、初日から精力的に研修を進めている。

 5日は天竜ライン下りで泰阜入りし、役場に立ち寄ってから同村田本の山村留学「暮らしの学校だいだらぼっち」で「けもかわプロジェクト」を体験した。4月に地域おこし協力隊を退任して同プロジェクトを引き継いだ井野春香さんから、鹿革を使ったコインケースの作り方を習った。

 留学生らは好きな色の皮を選び、ケースの型を取って切り抜き、ボタンを付けた後、焼きペンでオリジナルの絵や文字を描いて完成させた。ベトナム国籍の留学生は「これまで捨てていた皮を利用することは、経済活動にもつながるとても良いこと。初めての経験で面白かった」と話し、「飯田下伊那は治安が良い。人々に温もりがあり、高校生には地域愛がある」と述べた。

 プログラムの構成を手掛けた高柳教授は「ことしは地域おこし協力隊など外からの力に着目した。地域を活性化するときに現地人が外部人材とどう協力するかが鍵になる。そのあたりを学んでもらいたい」と語った。

  

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