泰阜中で児童が秋の句会

学校・教育

[ 2015年 10月 24日 土曜日 8時48分 ]

 泰阜中学校で22日、全校生徒38人と隣接する泰阜小学校5、6年生30人余が参加する秋の句会があった。「秋」をテーマに俳句の創作に励み、体育館の壁に張り出して互いに批評し合い、優秀作品を決めた。

 毎年春と秋の2回開く同校恒例行事。季節を感じながら俳句に親しみ、友だちの作品を見合うことで俳句づくりの良さを感じることが狙い。同小児童も近年は1年生から俳句の創作に励み、2010年度の泰阜北小と泰阜南小統合後からは5、6年生が中学で開く同句会に参加している。

 春の句会と同様、松川町元教育長で泰阜小などで俳句を教える鋤柄郁夫さんが講師に訪れ、俳句を作る上での注意点などをアドバイスした。子どもたちは小学校時代から俳句作りを経験していることから、今回は2つの内容を合わせて作る「取り合わせ」をお題に上げ、レベルの高い作品に期待を寄せた。

 生徒や児童たちは「月見」や「すすき」、「もみじ」、「いなご」など秋を中心とする座題を念頭に、体育館や屋外、階段など思い思いの場所に移動して、空や自然を眺めながら30分ほどの創作活動に励んだ。

 春の句会で最優秀賞に輝いている1年生の男子生徒(13)は「台風の 去っていく足跡 鰯雲」をつくり「自然と向き合い、じっくり考えて思い浮かんだ。いい感じで出来上がった」と笑顔。鋤柄さんは「ゆったりした時間を持つことは大事。自然の中に溶け込んで自分の気持ちを詠んでもらいたい」と話した。

  

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