泰阜中3年生が村役場で村政を語る会

学校・教育

[ 2013年 11月 28日 木曜日 9時30分 ]

 泰阜村立泰阜中学校3年生14人は26日、村役場を訪れ活動発表や村政への提言をする「村政を語る会」を行った。松島貞治村長や村議員らに、生徒会の活動報告と村内アンケート調査の結果を発表し、意見を交換した。

 活動発表では「一生懸命~つながる・ひろがる」をテーマに生徒会として、休日の環境美化活動をはじめ、くれき踊りやロードレース大会などの村の行事へスタッフとして協力したこと、近隣の福祉施設へのボランティアや訪問、小学生との交流と合同でのエコキャップ活動を報告した。

 村内の小中学生、一般133人を対象にアンケート調査を行い、村の魅力や住みやすさ、満足度などを年代別に紹介。自然の豊かさや人柄が好きで住み続けたいと思う人が多い一方、どの世代も人口減少を深刻な問題として受けているとし人口増加の施策を要望。「自分たちにできることは何なのか考え、村、社会のために貢献できる大人になりたい」と締めくくった。

 意見交換で、木下藤恒村議員は、山間の小集落の栃城を守り続けてきた経験から「貢献しようという思い大変うれしい。努力しても100%報われない難しさ、大変なエネルギーがいる。雲上マラソンに訪れた人に栃城までの道をほめられたが村が村民のためにやってくれたこと。私も村の一人として村のために働くという気持ちでいる」と語った。

 他の議員からは「我々の時代は貧しく村から出たいという気持ちだったが、いまの中学生は村を良いと感じてくれる。一度外へ出ても戻ってきて」などの意見が相次いだ。

 松島村長は「お金だけの価値で動くなら日本はなくなるだろう。自然や人の支え合いは必ず見直されなければならない。与えられた環境でベストを尽くすのが人間の生き方だ」と呼び掛けた。

 懇談を終えて生徒会長(14)は「中学生と村行政の考え方の違いが分かった。人口を増やしていくのは大変なことだけど、中学生の意見を村の行政に反映してもらいたい」と話していた。

  

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