泰阜小中で「夢先生」 女子バレーの杉山さん迎え

学校・教育

[ 2016年 5月 23日 月曜日 13時41分 ]

 泰阜村で20日、日本サッカー協会が推進するJFAこころのプロジェクト「夢の教室」が初めて開かれ、アテネ、北京五輪に出場した元女子バレーボール日本代表の杉山祥子さんが講師で訪れた。学校体育館や教室を使い、児童や生徒と簡単なゲームを通じて触れ合ったほか、後半は杉山さんが「夢先生」となり、夢や目標を持つことの大切さを説いた。

 同協会が2007年からスタートさせたプロジェクト。夢の大切さを伝えようと全国各地で展開している。同村教育委員会が申し込み、この日は午前中に小学5、6年生約30人、午後は中学2、3年生約20人を対象にゲームとトークの時間を繰り広げた。

 このうち中学生の「夢の教室」では、杉山さんと生徒たちがボールを使った触れ合いゲームや、教諭がボールを離している時間は前進できるゲームを楽しんだ。杉山さんと生徒たちで作戦を練る時間も設けられ、チームで勝利することの重要性を体感した。後半は場所を教室に移し、杉山さんがバレーボールを通じた人生を振り返る講話とともに、生徒たちは「夢ノート」に将来なりたい職業や目標を記入した。

 小学5年からバレーボールを始めた杉山さんは、中学生のときにバスケットボールと陸上、モデルも将来の選択肢に加えて悩み、バレーボールを続けることを決意。「大きな分岐点だった」と振り返った。

 NECでVリーグに出場し、1年目は新人賞、2年目はチームが全勝優勝するなど順調なバレー人生をスタートさせたものの、シドニー五輪出場を逃したり、代表メンバーから外れる試練も。「4年後のアテネ五輪に出場するという大きな夢を持ち、昨日までの自分よりもバレーがうまくなっていることを目標に掲げた」と語り、「最後まであきらめず挑戦してもらいたい」とアドバイスした。

 生徒たちはノートに夢やそれを達成するための目標を記入。プロ野球選手や役場職員、劇団員などさまざまな職種の夢が披露された。生徒の一人(15)は「杉山さんはまとめる力があり、自然とリードしてくれているところがすごかった。気持ち良い時間を過ごせた」と話した。

  

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