泰阜村で冬の山賊キャンプ

学校・教育

[ 2012年 12月 29日 土曜日 8時56分 ]

 泰阜村田本のNPO法人グリーンウッドによる「冬の信州子ども山賊キャンプ」が22日から1月6日にかけて行われている。期間中、全国から136人の子どもたちが訪れ、素朴な里山の冬の暮らしや泰阜村の正月行事などを楽しむ。

 年末年始にかけて行われる恒例のキャンプ。夏の山賊キャンプではアウトドアでの体験だが、冬のキャンプでは室内での生活とともに、ハイキングや正月飾り作り、餅つき、森林での遊びなどを体験する。

 キャンプの内容は参加した子どもの考えで決める。敷地内の里山で鬼ごっこや雪遊びをしたり、駐車場の凍りついた路面でスケートごっこをしたりと素朴な遊びがほとんどだが、どの子どもも心底楽しんでいる様子。東京都から6回目の参加という小学5年の男子児童と神奈川県から初めて参加した小学6年の男子児童は「自然がいっぱいあってみんなで楽しく遊べる」と笑顔を見せた。

 コースは伊那谷あんじゃね自然学校で宿泊する通常の「ベーシック」のほか、同村唐笠の集会所に宿泊しながら旧学友林で過ごす「チャレンジ」、大勢でのパーティーや二年参り、初詣、田本地区の元旦マラソンなど泰阜村の大みそかと正月を体験する「お年とり」の3コースがあり、このうち最も人気があるのは「お年とり」だという。

 辻英之理事長は「小規模な家族が増え、年末年始に親戚一同集まって過ごす機会も減ったため、そういった雰囲気を味わう体験が魅力なのだろう」と話していた。

 キャンプでは1月3日から6日にかけて福島県の児童18人も招待。夏冬通算で4回目の取り組みだが、キャンプ招待の支援のため、村内有志から米や野菜などが寄せられているほか、福島県の子どもたちのためデイサロン利用者がマフラーを編むなど善意の活動が展開されている。

  

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