泰阜村の山村留学生登り窯焚き

学校・教育

[ 2010年 2月 15日 月曜日 9時11分 ]

 泰阜村の山村留学「暮らしの学校だいだらぼっち」の子どもたちは12日夜、1年間のものづくり集大成となる登り窯焚きを始めた。14日朝まで36時間、子どもたちが交代で窯の火を見ながらまきを足していく。

 だいだらぼっちは1年間、山里の生活を体験しながら学校へ通う山村留学。今年度は15人の小中学生が学んでいる。暮らしの中からの学び、特にものづくりからの学びを大切にしている。

 陶芸は陶芸家の大越夫妻の指導のもと、自分の使う食器を作ったりと1学期から陶芸の基礎を体験。12月にも少し規模が小さい穴窯焚きにも挑戦した。

 登り窯は10日に火入れを行い、学校が休みになる週末は夜通し子どもたちが火を見る。グループに分け、4時間作業、8時間休みの交代制で、窯の火を見ながらまきを足したり、作業している人の食事を作ったりと全員で力をあわせた作業になる。

 作業には子どもたちやスタッフだけでなく、活動に共感する地域住民や保護者、軽井沢の自然教育団体など外部からも応援が訪れるという。

 埼玉県出身の泰阜南小5年、後藤江里奈さん(11)は「都会ではできないことばかり。この日のためにみんなで協力してきた」。3年間滞在し登り窯は3回目という泰阜中学3年の高橋宏和君(14)は「窯焚きは交代だけど、その時間をその人を信用して任せている。みんなで考え、人のことを気遣いながら1つになっていく。登り窯は1番大きく、大切な行事だ」と話していた。

  

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