災害の怖さ後世へ伝えて

学校・教育

[ 2021年 6月 3日 木曜日 15時30分 ]

 大鹿村の大鹿小学校(野神和之校長)で2日、地域住民を招いて体験談を聞く「三六災害を学ぶ会」が開かれた。池田まゆみさん(70)=鹿塩=が講師を務め、1961(昭和36)年6月29日に起きた大西山の崩落について全校児童が聞いた。

 災害を体験した地域住民から話を聞き、後世に語り継いでもらおうと毎年6月に開催している。

 当時小学5年生だった池田さんは、山の崩落の影響で家がなくなり、親しい友人を失った。「半泣きで必死に避難した。逃げること以外何も考えられなかった」と振り返り、一方で近所の大人が勉強を教えてくれたり遊んでくれた避難所でのエピソードも紹介。「不安な生活の中にも光があった」と話した。

 池田さんは「二度と起こってほしくはないけれど、災害は忘れたころにやってくる。自分の命は自分で守れるよう、村であったことや災害の怖さを多くの人に伝えてほしい」と呼び掛けた。

 野神校長は「当時のことを決して忘れてはいけない」として謝辞を述べ、5年生の女子児童(10)は「災害は怖いと思った。もし起きてしまったら、自分や家族の命を守れるように行動をしたい」と話していた。

◎写真説明:大鹿小学校の三六災害を学ぶ会

  

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