田楽座に学ぶ舞台演出 総文祭と7月公演に向け 阿南高

学校・教育

[ 2017年 7月 5日 水曜日 16時05分 ]

中山代表(左)の指導を受ける同好会員(伊那の田楽座で)

 阿南高校の郷土芸能同好会が、全国高校総合文化祭(総文祭)で通用する舞台演出を学ぼうと、プロの芸能集団「田楽座」(伊那市富県)の指導を受けている。今月23日には飯田市鼎文化センターで開く田楽座ライブに特別出演し、新野の雪祭りを演じる。

 田楽座に指導を依頼したのは、来年8月7~11日に開かれる2018信州総文祭の郷土芸能部門で、ホスト県にふさわしい発表をするため。部員が多く、大会出場経験も豊富な県外の強豪校に負けない演出を―とプロの門を叩いた。

 田楽座代表の中山洋介さん(41)による指導は5月から始まり、3回目となったこの日は衣装を着けたけい古を行った。

 中山さんはこれまで、部員が保存会員から学んだ祭り本来の舞を大切にしつつ、8人という少人数で祭りの雰囲気を表現する方法、舞台映えする姿勢や歩き方を教えたほか、全国的に有名な新野の雪祭りに対する誇りを鼓舞。「自信を持ち、自分たちの良さを堂々と出してほしい」と指導してきた。

 3回目のけい古を終えた中山さんは「最初は硬かったが、繰り返す中でコミュニケーションもとりやすくなってきた」、部長の関創太さん(17)は「いつもと演じ方を少し変えているけれど、本当の祭りみたいに演じられている」と声を弾ませた。

 今月23日の田楽座公演は、舞台度胸をつけるために場数を踏ませてあげようという中山さんの配慮によるもの。21日に最後の指導を受けて本番に臨む。

 同好会は8月4日の宮城総文祭、10月22日の信州総文祭プレ大会(伊那市)にも出演する。

 関さんは「他校も練ってくる。負けないよう練習に励み、本番では精いっぱい演じたい」と意気込んでいる。

  

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