県シニア大学の卒業式といきいき実践塾の修了式

学校・教育

[ 2012年 2月 22日 水曜日 9時01分 ]

 本年度の県シニア大学飯伊学部の卒業式と県地域いきいき実践塾飯伊支部の修了式が21日、飯田市追手町の県飯田合同庁舎であり、卒業生112人と修了生11人に証書が授与された。生徒たちは今後も生きがいや健康づくりの輪を広げ、学びの成果を地域社会で発揮することを誓った。

 県老人大学時代を含め、第32期となる卒業生は61歳から84歳までの、平均年齢71・4歳の112人。2年間の計36回にわたり、歴史や文化などの多彩な教養講座、芸術などの技能講座で学んだほか、福祉施設でのボランティア活動やクラブ活動なども展開してきた。

 一方、単年度の同実践塾は前身を含め今回が4期目の修了式。本年度は塾生11人が実践形式の講義や福祉体験などを通じて、地域づくりのリーダー役を担う基本を養った。来年度は県の事業仕分けの結果を踏まえ、行わない。

 式典では、生徒一人一人の名前が読み上げられた後、各班の代表者たちが登壇。飯田保健福祉事務所の佐々木隆一郎所長から証書を受け取った。2年間の講座に無欠席の卒業生66人には皆勤賞も贈られた。

 式辞で佐々木所長は昨年の東日本大震災やサッカー日本女子代表「なでしこジャパン」の活躍などに触れ、絆の大切さを強調。「シニア大や実践塾での経験を自身の健康や生活はもとより、地域の絆を維持するために生かしてほしい。培った仲間たちとの交流を発展させ、人生を生き生きと健やかに過ごされることを願う」と呼び掛けた。

 卒業生代表の女性(74)も謝辞の中で昨年の震災に言及し「絆の大切さを学び、生きがいを感じながら活動してきた」と2年間を述懐。「卒業後もグループ活動やボランティア活動を続け、少しでも地域の役に立てれば幸い」と決意を新たにしていた。

 修了生代表の男性(68)は「この1年は真新しいことばかり。会社人間だった者として貴重な体験だった」と感謝し「塾での縁を気概に、生涯現役、一生青春を胸に、つながりの輪を広げ、社会活動に参加していく」と意気込みを伝えた。

  

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