2019年度高校入試の後期選抜が6日、県内各校で一斉に行われた。飯田下伊那地域の県立全日制7校17学科では、募集人員832人に対して804人が志願し、5教科の筆記試験に臨んだ。合格発表は18日。
飯田市上郷黒田の飯田風越高校には、午前8時前から受験生たちが集まり、引率の担任らとともに玄関前で待機。リラックスした表情で友だちたちと談笑し、8時半に正面玄関が開くと受付に向かった。
各校とも試験は午前9時35分からで、各教科50分の制限時間で国語からスタート。数学、社会と続き、昼食を挟んで理科、英語の順で行った。
飯伊の全日制7校は、定員1240人から前期合格者を差し引いた832人を募集。平均倍率は前年より0・04ポイント高い0・97倍で、全県平均の1・02倍、上伊那と諏訪地域を含めた第3通学区の平均1・02倍を下回った。
7校17学科のうち、1倍を超えたのは2・50倍の飯田理数科など5校8学科。普通科の最高は松川と飯田風越の1・01倍だった。
定時制は飯田OIDE長姫の普通科が0・45倍、基礎工学科が0・13倍だった。
合格発表は18日で、午前8時半から各校一斉に掲示する。ホームページによる合格者の番号発表は同日午前9時半から。
◎写真説明:会場に向かう受験生たち(飯田風越で)