県建築士会がワークショップ開く

学校・教育

[ 2016年 9月 9日 金曜日 16時45分 ]

001建築士

 長野県建築士会が学生を対象に開催する「信州環境ECOコンテスト(建築設計)」に向けたワークショップが8日、飯田OIDE長姫高校で開かれた。同会飯伊支部青年女性委員会のメンバーらを中心に14人の会員が同校を訪れ、意見交換などを通じ、コンテストに臨む学生らがアイデアを具体化する手助けをした。

 同コンテストはことしで9回目。地域の特性を生かし、その素晴らしさを感じられる家に、エコロジーの観点をプラスした提案を募集している。今回のテーマは「おもてなしの家の空間~信州コンパクト住宅+1Room」。県外からの移住者などを迎え、生活の場として利用する家を想定し、都会や県外では触れられない、信州らしさを感じてもらえる空間の提案を求めている。

 この日のワークショップは、1年生(40人)対象と2年生(38人)対象の2回に分けて実施した。いずれも7つのグループに分かれ、生徒と会員が気軽に意見交換。他地域に自慢できる、地域の風習や習慣の列挙から始め、徐々にその地域自慢を空間につなげる方法を探っていった。

 同ワークショップは、コンテストを前に県内各地の高校で実施されてきたが、同校では初の開催。建築学科の教諭が、前任の長野工業高校で体験していたことから、同会に依頼し実現した。教諭は「物事を突き詰めて考えることをしない学生が増えているように感じる。実際に現場で活躍する建築士の皆さんの話を聞くことで、考えを深めた上でコンテストに臨んでもらいたい。地域を知り、地域の特性にあった空間の提案を期待している」と話した。

 建築士会青年女性委員会の北村洋子委員長は「良い作品が生まれるお手伝いができれば。交流を通じて建築士の仕事への理解、関心を高めてもらうことができればうれしい」と話した。

  

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