短大生らが喬木第二小で咀嚼指導

学校・教育

[ 2017年 2月 25日 土曜日 13時50分 ]

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 飯田女子短期大学家政学科家政専攻の安富和子教授と学生3人は24日、喬木村立喬木第二小学校5年生6人に咀嚼(そしゃく)の指導をした。安富ゼミが作った咀嚼啓発のゆるキャラ「カミン」も同校を訪れ、よくかんで食べることの大切さを伝えた。

 安富教授は同校で養護教諭を務めていた2008年、食事中にかんだ回数を測定する「かみかみセンサー」を開発し、子どもたちに咀嚼を指導。現在も短大で養護教諭を目指す学生を指導しながら、同校のほか地域の小中学校や保育園などで啓発活動に取り組む。

 同村ではセンサー50台を購入して村内の小中学校に貸し出し、咀嚼指導に活用している。この日は、安富教授が咀嚼の大切さについて5年生に解説。肥満を防ぐ、味覚の発達を促す、言葉の発音がはっきりするといった8つの効果を説明し、このうち脳の働きを活発化させる効果を体験してもらおうと、記憶力ゲームに取り組んだ。

 ゲームでは、ガムをかんだ時とかまない時の記憶力を比較。15枚の写真を見た後、同じ枚数の写真を見て1回目に見たものと同じ写真に○、違うものに×を付けていった。その後、ガムをかみながら同じゲームを繰り返すと、全員が1回目よりも高い成績を出し「すごいね」などと歓声が上がった。

 続いて学生が、硬い物と軟らかい物を食べた時の口周辺のサーモグラフィーの写真を示し「よくかんで食べると血流がよくなって頭の働きがよくなる」と説明。

 またカミンの背中に貼った歯の内部の絵を見せながら構造を解説し「よくかんだり食習慣を変えたり歯磨きをして唾液をしっかり出すと、虫歯菌の酸で溶けた歯のエナメル質を再石灰化してくれる」と語った。

 給食ではセンサーを付け、一口30回以上を目指して食事。給食には、旭松食品と同短大が共同開発した、栄養豊富でかみ応えのある高野豆腐「カミンこうや」を使った凍豆腐が提供された。子どもたちは「かみ過ぎてあごが痛い」「もうちょっとで999回いきそう」などと語り、かむ回数を意識しながら食事していた。

  

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