竜東中3年生が救命法講習会

学校・教育

[ 2013年 10月 28日 月曜日 15時44分 ]

 飯田市竜東中学校(溝上正弘校長)は25日、3年生23人を対象に普通救命法講習会を行った。伊賀良消防署龍江分署の小木曽達也さんや近隣校の養護教諭らを講師に、心肺蘇生法やAEDの使い方を学習した。

 同校は昨年から体育の授業の一環で、普通救命法講習会を行っている。自分自身を大切にする命の学習や、人から守られる子どもから人を守る側の大人へと成長する生き方学習とともに、救急車到着まで時間がかかる中山間地で災害時などに備えて救命法を習得しておこうと始まった。

 生徒らは、小木曽さんから心肺停止から救急車の到着までに救命処置を行うことで命を救える確率が倍近くまで高められることを聞き、心停止の予防、119番通報の大切さなどを学んだ。

 続いて止血法や気道異物の除去方法、心肺蘇生法を映像で確認し、実際に人形を使って心肺蘇生法を練習した。初めは途惑いながらも、回数を重ねることで徐々に一連の手順を身につけた様子。最後にAEDを使っての心肺蘇生の手順を実技で学び、普通救命講習の修了証を受け取った。

 3年の男子生徒は「胸骨圧迫や人工呼吸をやったのは初めて。人の生死に関わる大切なことだと思う。実際にそういう場面に遭遇したらあわててしまうだろうけど、冷静になって対処したい」と語った。

 講習会を担当した同校養護教諭は「中山間地では大災害の時に集落が孤立する可能性もある。毎年続けることで地域の中で救命法を習得した人を増やしていきたい」と話していた。

  

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