緑中と西中の人形劇 合同講習で互いの活動に刺激

学校・教育

[ 2011年 10月 17日 月曜日 15時41分 ]

 飯田市の学校人形劇育成支援事業に参加する中学校を対象とした合同講習会がこのほど、同市高羽町の飯田人形劇場で開かれた。人形劇団むすび座の永草友士さんを講師に迎え、演技について指導を受けながら、他の学校との交流を深めた。

 市では人形劇団育成事業の一環として、学校人形劇育成事業を展開。小中学校の学校教育における人形劇の実践を支援している。ふだんは各校で取り組むことが多い中、他の学校の活動について知り刺激を受けるとともに交流を深めてもらおうと、初めて合同での講習会を実施。この日は緑ケ丘中学校「みどり座」と飯田西中学校の人形劇クラブが参加した。

 講師の永草さんは1981年にむすび座に入団。俳優、講師、脚本、演出、音響など幅広く活動している。96年に脚本「小坊主ちん念ぼん念」がとみやま人形劇祭グランプリ、2000年、作・演出「ちっともコリン君!」で全国専門人形劇協議会優秀人形劇顕彰制度銀賞を受賞。飯田市においては、演出家として「いいだ人形劇フェスタ」の学生連続公演や学校人形劇の指導に長年携わっている。

 講習会では各校で1作品を演じながら、永草さんの指導を受けた。両校とも、11月に開かれる伊那谷文化芸術祭で発表する人形劇を上演。劇を中断させながら、人形のリアクションやセリフのしゃべり方、感情の表し方など細かい技術までアドバイスを受けていた。

 上演後には「いろんなところから(人形が)出てくると楽しい。舞台を自由に使って」「全体的にセリフが早い。お客さんがついていけない」などと、それぞれの学校を講評。生徒からも「背景が丁寧に描かれていた。自分たちもしっかりやらないと。感情を分けてセリフを言えていたのがすごい」と、互いの感想を語り合っていた。

 講習会にあわせ、地域の伝統文化にふれる機会として竜峡中の今田人形座による人形浄瑠璃「伽羅先代萩」が演じられた。

 次回の講習会は30日、同会場で実施。鼎中と旭ケ丘中が参加し、人形芝居燕屋のくすのき燕さんから指導を受ける。

  

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