緑ケ丘中が中国の訪日教育旅行団と交流

学校・教育

[ 2015年 8月 24日 月曜日 9時04分 ]

 県が推進する「訪日教育旅行受入日本一プロジェクト」で21日、飯田市立緑ケ丘中学校が中国海南省の海口市立第九中学校の生徒32人を受け入れ、2年7組の生徒34人と飯田水引や折り紙を一緒に作り交流を深めた。緑中は昨年度も2月に中国重慶市第二外国語学校の生徒15人を受け入れており、国際交流に積極的に取り組んでいる。

 県観光部国際観光推進室によると、本年度の訪日教育旅行の受入状況は、同日現在で61団体・1984人で昨年同期の51団体、一昨年同期の56団体を上回る。国・地域別では、中国が42団体1333人、台湾が14団体503人、その他5団体148人。昨年度は年間114団体、一昨年度は122団体が県内を訪れており、本年度も今後の予定を含めると約120団体を見込んでいる。

 海口市立第九中学校の生徒たちはこの日の午前中、龍江の今田平農園でぶどう狩りを体験し、三日市場の山都飯田で水引博物館を見学し昼食をとった後、緑中を訪問した。一行が到着すると歓迎の横断幕を掲げた生徒たちが笑顔で歓声と拍手をして盛大に出迎えた。

 歓迎セレモニーで緑中の村澤資憲校長は「12年後に開通予定のリニアの駅ができると東京から40分、名古屋から30分で来れるようになり、国際交流も一層盛んになる。今日は交流を通して日本の中学校の様子や飯田市の伝統的な産業について知っていただきたい」と歓迎の言葉。訪日旅行団代表の李永徳校長は「盛大な歓迎を受けた。教育の違いはあるが、コミュニケーションと交流によって理解を深めるチャンス。日中友好関係を望んでいる」とあいさつした。

 記念品を贈呈し、記念写真を撮った後、6つの班に分かれて折り紙と水引を体験した。折り紙では、緑中の生徒たちや地域ボランティアの女性4人が中国の生徒たちに折り方を懇切丁寧に教える姿が見られた。水引体験は、ジャパンブランドの取り組みとして飯田水引の体験教室を積極的に行っている関島水引店=鼎上山=の関島正浩代表(51)が梅結びのストラップ作りを指導した。

  

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