緑中・桐生さんが木工コンテストで最優秀賞

学校・教育

[ 2020年 2月 1日 土曜日 13時03分 ]

1月25、26の両日に都内で開かれた第20回全国中学生創造ものづくり教育フェア「木工チャレンジコンテスト」の全国大会で、飯田市緑ケ丘中学校技術部2年の桐生明空(あきら)さん(14)が、最優秀賞となる文部科学大臣賞とワールド・ウッド・デー基金会会長賞を受賞した。全国大会での最高賞受賞は同部初の快挙という。

桐生さんは関東甲信越地区代表として出場し、全国から選抜された16人と競った。

コンテストは与えられた木板から、生活に役立つ木工作品を製作し、作品のできや技術を競うというもの。作品は生徒が自由に考え、あらかじめ設計図を作成。コンテスト当日に一から製作した。制限時間は4時間で、2分間のプレゼンテーションも行った。

桐生さんが考案したのはトイレットペーパーの収納箱「とっころトイレットペーパーボックス」。一つ“取ったら”次のトイレットペーパーが“コロン”と下に移動する構造で、中に仕切り板を設けて、より多く収納できる工夫をした。

審査員の視線を感じて緊張したという桐生さん。「練習でやってきたことを出そう」と落ち着かせ、良い物を作ろうという気持ちで取り組んだ。終了時間20分前に組み立てを終え、余裕を持ってやすりがけの仕上げができたという。

顧問の三石直規教諭によると、のこぎり、かんななどの技能が基本に忠実で、丁寧かつ正確な作業が評価された。「木を削る際にいい音が出ていた」と伝えられたという。三石教諭は「作業に安定感があった。木目など木の使い方を考え、細部にまで気を配っていた」と話した。

桐生さんは、受賞を喜ぶとともに「教えてくれた三石先生や外部講師の中山信弘さん(ナカヤマ木工)に良い報告ができた」と感謝。「大会を通じて技術が向上した」とし、「これからも自分のアイデアで、木で身の回りに役立つものを作れたら」と語った。

◎写真説明:最優秀賞を受賞した桐生さん

  

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