緑中1年生がリニアテーマに現地学習

学校・教育

[ 2016年 11月 9日 水曜日 16時14分 ]

001緑中

 飯田市立緑ケ丘中学校の1年1組の生徒35人が8日、ふるさと学習で「リニア新幹線が走る飯田市」をテーマに、リニア駅予定地などを訪れ取材やインタビューなどを行った。

 生徒たちは午前中、市役所のリニア推進部を取材したり、銀座商店街でインタビューをした後、飯田線で元善光寺に立ち寄り参拝してから北条地区を訪れた。同地区まちづくり委員会の木下喜文会長(66)、小平茂樹前会長(74)、上郷まちづくり委員会の山田雅士会長(68)が「中学生の訪問は地元の中学も含めて初めて」という生徒たちの来訪を歓迎した。

 小雨がぱらつく中、国道153号線、県道市場桜町線、土曽川に囲まれたリニア駅予定地周辺を案内。住宅が建ち並ぶ現地で中心杭を確認したり、移転の話などを聞いた林龍我君(13)は「飯田に駅ができてうれしいけど、今ある家がひっかかる人はやっぱりかわいそう」と感想。女子生徒の1人も「おばさんから田んぼがつぶれると聞いた」などと話した。

 この後、同地区振興センターで質疑応答やインタビュー。「今の世界が変ることをどう思っているか」と質問された木下会長は「皆さんが成人式を迎えた時、飯田にリニアができて良かったと思えるようになってほしい。地域の人たちが安心安全に暮らしていけるように11年間守っていかねば」と答えた。

 小平前会長は「ストロー現象を一番心配している。皆さんも一時的に都会に出てもいずれ帰ってくるようお願いしたい」と語るとともに、「松尾も駅周の考え方ができる。みんなで知恵を出して良い方向になるよう一緒に考えて」と呼び掛けた。

 班長の矢島柊人君(12)は「リニア駅ができる現地を間近に見られたり、いろいろ教えてもらってたくさん勉強になった」とお礼のあいさつ。担任の荻原大輔教諭(33)は「これからの学習では自分の生き方とまちづくりを考えてほしい。若い世代は真剣に考えることが大切」と語った。2月ごろ発表会を予定している。

  

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