緑中1年生が和菓子づくり体験

学校・教育

[ 2014年 11月 7日 金曜日 14時01分 ]

 飯田市立緑ケ丘中学校の1年生245人が5日、7つのクラスごとにテーマを決め、地域について学ぶ「ふれあい体験講座」を行った。

 テーマはきんつば作り体験、飯田線の駅調べ、天竜舟下り、和菓子作り、食肉加工など。このうち、5組の生徒35人は松尾公民館の調理室で飯田下伊那菓子組合理事長の黒田誠さんを講師に「和菓子作り体験」を行った。

 地元八幡町で「松寿堂」を営む黒田さんは、生徒たちがあらかじめ「聞いてみたい」と用意した質問に回答。「飯伊地区は人口の割にお菓子屋さんの数が多い。2000人に1店の割合で松本の十倍。その4割が半生菓子、6割が生菓子。半生菓子の年間出荷量は約120億円で、全国半生菓子協会の4割の売上を占める」などと数値を挙げ説明した。

 実演では、お祝い事や茶席に使う上生菓子の「柿」「菊」「なでしこ」の3種類の作り方を教えた。生徒たちは、黒田さんが小豆の量をぱっと切っただけで正確に作れる職人技に歓声と拍手で応えた。昼食の後、生徒たちは実際に和菓子作りにも挑戦した。

 担任の教諭(26)は「テーマはいくつかの中からみんなで決めた。総合的な学習の時間で地域の人たちとふれあい、地域のことを知ることが目的。準備学習を行い、和菓子と生活との関わりを学習して、質問についても答えていただいた。今回のまとめを行い、もっと追求して年度内に発表したい」と説明。

 黒田さんは「和菓子職人の技に興味を持ってもらえればうれしい。食べるものだから見た目も大切。いかに五感で楽しむか日本人の繊細さに感動し分かってもらえれば」と話していた。

  

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