義務教育学校へ「節目」

学校・教育

[ 2020年 3月 18日 水曜日 15時40分 ]

 根羽村の根羽小学校(柳瀬賢司校長)と中学校(中原秀樹校長)は18日、それぞれ卒業式を開いた。新型コロナウイルス対策のため、時間や規模を縮小して開催。4月から9年制の「根羽村立義務教育学校根羽学園」に生まれ変わることから、児童・生徒は現行の小中学校最後の卒業生として式典に臨んだ。

 新型コロナウイルス対策のため、式典は保護者や来賓の人数を制限し、時間を短縮して挙行。終業式も兼ねて在校生も参列した。祝辞や学事報告、記念品の贈呈などは、資料配布で対応するなど対策を講じた。

 このうち小学校では、中学校の制服などに身を包んだ6年生6人が式に臨んだ。在校生や教職員、来賓や保護者らに見守られる中、一人一人が卒業証書を受け取った。

 式辞で柳瀬賢司校長は「皆さんには友達に優しくしたり助け合えたりする思いやりの心や、やると決めたら真剣に取り組む実行力が育っている」と、卒業生たちの育ちをたたえた。「その力を糧に、ますます成長されることを期待します」と呼び掛け、義務教育学校根羽学園へ進学する卒業生の門出を祝った。

 卒業式の歌では、掛け合いや呼び掛けを省略。例年の半分の時間となる約30分間の式典となったが、花道を堂々と歩く卒業生の姿に、保護者らの目には涙が浮かんでいた。

 また、中学校では7人の生徒が卒業の日を迎えた。中原校長の式辞や在校生代表からの送辞を受けた卒業生は、教職員や家族、後輩や地域への感謝を述べ、深々とお辞儀をして式典会場を後にした。

 1872(明治5)年に開校した根羽小学校は147年間、1947(昭和22)年に開校した中学校は72年間の歴史を、4月にスタートする義務教育学校根羽学園へと引き継ぐ。

◎写真説明:卒業証書を受け取る根羽小学校卒業生

  

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