職業訓練校の技能展に800点 多彩な技の結晶一堂に

学校・教育

[ 2015年 2月 16日 月曜日 16時35分 ]

 飯田市東新町の飯田高等職業訓練校(平澤勝男校長)は14日、訓練生たちの1年間の成果を発表する技能展を同校で開いた。普通課程の木造建築、配管科の生徒や、短期課程の和洋裁、園芸、表具などの受講生たちが、培ってきた多彩な技の結晶を作品にして展示、即売した。

 地域の各事業所で働く若手職人が高度な専門技術を学ぶ普通課程と、幅広い一般市民が生涯学習を進めている短期課程の訓練生・受講生がそれぞれ作品を展示した。

 木造建築科は技能五輪の作品展示や、この日のために秋から製作を重ねてきた巣箱や踏み台、半丸太ベンチなどの木工製品を展示・即売。配管科は1年間のうちに製作した作品を紹介した。

 短期の和裁、洋裁、編み物、木材工芸、園芸、表具、パソコンの各科も多彩な作品を出品。編み物科のベスト、洋裁のブラウス、和裁の着物、木材工芸科の電気スタンド、園芸の盆栽などバラエティー豊かで、来場者を楽しませた。

 木造建築科の即売会には多数が足を運び、恒例のじゃんけんによる抽選も実施。同科2年生の大蔵和也さん(19)=三心=は「自分の技術を向上させるため、一つ一つ丁寧に時間をかけて作り上げた。皆さんに使っていただけるのが一番の喜び」と語った。

 会を重ねるごとに来場者の数が増えており、ことしも350人を超える見込み。平澤校長は「長年の積み重ねで、住民のみなさんに学校の存在が浸透してきたのかな」と喜びの表情。「技をめぐる環境は依然として厳しく、普通科の訓練生の減など課題もあるが、しっかり継承し、地域に貢献できる人材を育てていきたい」と決意を新たにしていた。

  

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