臨時休校の方針決める

学校・教育

[ 2020年 2月 28日 金曜日 16時11分 ]

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が臨時休校を打ち出したことを受け、飯田市教育委員会(代田昭久教育長)は28日、臨時会を開き、市内にある全小中学校(19小学校、9中学校)を3月2日から臨時休校すると決めた。飯田下伊那地域の各町村も市と同様の対応を取る見通し。

 市内の卒業式は3月17、18日がピークとなる。

 臨時休校の期間は3月2日から春休みの前日まで。ただ休校中の指導などを行うとして、児童生徒は2日の午前中のみ臨時的に登校する。代田教育長は「この週末を利用し、家庭ごと受け入れ態勢を整えてもらう」とした。

 2日以外にも必要最小限の臨時的登校を認めるとする。

 期間中は自宅で過ごすことを基本とするが、小学校では市が運営する放課後児童クラブ(児童館、児童センター、児童クラブ)や、放課後デイサービスに現在登録または通っている児童を受け入れる。市教委によると、全小学校の計約8200人のうち900人ほどが対象。特別支援学級に在籍し、放課後デイサービスを利用している児童約200人も受け入れの対象となる。

 受け入れ時間は始業時から下校時まで。給食の提供はなく、それぞれ持参となる。金管バンドなど、学校の教育活動は行わない。

 3月10日に公立高校の後期選抜を控え、中学校の入試に向けた対応は各学校の判断とし、臨時の登校を認める。部活動は行わない。

 卒業式、終業式の対応については改めて通知するとした。

 代田教育長は臨時休校によって「卒業証書が出ない、未履修になるといったことは前提にはない」との見方を示し、補習や補講を強制的に行わない意向。学力保障、学力向上に向けては「最低限のことはやる必要がある」とした。

 代田教育長によると、26日に飯伊市町村連絡協議会の関係者らが集まり、同一歩調を取ることを確認。27日に臨時休校に対する方針の原案を作り、情報を共有している。「前例のないことで困惑している。困難な面もあるがまん延防止に努める」と述べた。

◎写真説明:会見する代田教育長

  

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