親元離れて近所の農家へ 三穂小で農業宿泊体験

学校・教育

[ 2014年 10月 4日 土曜日 12時23分 ]

 飯田市立三穂小学校(相渡弘校長)の5~6年生23人は2、3の両日、地区内の7軒の農家に分かれて農業宿泊体験を行った。

 三穂地区の各農家は体験旅行の中学生を受け入れているが、地元小学校の受け入れはことしが初めて。農家とのふれあいや農業体験を通して、地域の良さを再発見し、地域に対する誇りと自信を持ってもらおうと行った。

 学校で行った対面式に引き続いて各グループごとに受け入れ農家へ移動した。お茶を飲みながら、住んでいる場所や両親の名前を語るとだいたいどこの誰なのか伝わった様子。家が農家だという家庭も多く、児童にとって農作業は初めてではなかったものの、身近な自然の中で近くの人々に教わる体験を新鮮に感じていた。

 このうち、伊豆木の伊藤嘉規さん方では、児童5人が3アールほどの田んぼではざ掛けを体験した。伊藤さんから米にはうるち米だけでなくもち米、酒米、飼料米などの種類があり、今回作業するのはもち米だと聞いた子どもたち。刈り取った後の稲束をはざの近くに運んだり、実際にはざ掛けをしたりと農作業に汗を流した。

 同校5年の男子児童は「家でも農作業を手伝うことがあるけど、一晩泊まって体験するのはちょっとわくわくする」と話す。6年の男子児童は「都会からわざわざ来るのも分かる気がする。汗をかいて働くのはいい気持ち」と喜んだ。

 伊藤さんは「小学生なので中学生のように力仕事はできない―と、どんな仕事を任せるか悩んだが、三穂の子はまじめでしっかりと働いてくれた」と話していた。

  

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