豊丘中の模擬議会「道路改善」「道の駅」を提案

学校・教育

[ 2009年 10月 31日 土曜日 13時36分 ]

 豊丘村役場議場で30日、豊丘中3年生の模擬議会が開かれ、通常の村議会本会議一般質問と同じ方法で3人が質問に立ち、歩行しづらい村内の道路を改善する要望や、道の駅をつくって産業活性化につなげてほしい―といった提案を行い、卒業を控えた中学生たちが吉川達郎村長らとむらづくりについて学習した。

 模擬議会は「中学生の視点で、むらづくりへの要望、提案を行うことで、身近な村政に関心を」と1989年にスタート、今回で21回目。この日は3年生(89人)の代表14人が議席につき、他の生徒も傍聴席で見守った。

 一般質問を前に吉川村長は「フレッシュで元気な皆さんと今後の豊丘村について意見交換できることをうれしく思う。この1年を振り返ると、米国のリーマンショックに端を発した世界同時不況により、国内でも依然として雇用不安が続いている。先の衆院選で政権が交代、9月の18号台風では昨年に続いて村内で農作物被害に見舞われるなど、激変する中で迎えた模擬議会。昨年は皆さんの先輩が中心になって開校50周年記念事業を行ったが、ことしの3年生もその後を引き継いで立派に活躍中と聞く。きょうは3人から質問があり、提案内容は誠心誠意受けとめたい」とあいさつ。

 この後、松沢彩子さんが議長役となり一般質問に。質問したのは▽下里希美さん(道路の補正)▽前出莉萌さん(道の駅構想)▽林優花さん(村の奨学金償還免除)の3人。

 下里さんは、多くの村民が利用する村中心地の県道が、段差があって危険な状態になっていることを指摘した上で「段差のないフラットタイプの歩道にすれば、お年寄りも歩行しやすく、飛び出しが危険な場所にはガードレールを設置したら安全性が高まるのではないか」と提案。

 これに対し、吉川村長は「指摘の通り、村内には段差のある道路は多い。これは以前から要望があり、皆が安心して歩行できるよう県に要望したい」などと答弁した。

 このほか、前出さんも「道の駅構想」を提案、村独自の名物料理や工芸品をつくり、村内への観光客増加をとした。また、林さんは村の奨学金制度を利用した人が、大学卒業後にふるさとに戻ってくるために、村の奨学金制度利用者に償還免除を、と提案した。

 質疑を終えた後には吉川村長が「皆さんは将来も村に住みたいと思いますか」「今後もっと住みよい村にするには、何が必要だと思いますか」などと逆質問するなど、有意義な時間を過ごした。

  

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