豊丘北小で「金環食」事前学習

学校・教育

[ 2012年 5月 12日 土曜日 12時21分 ]

 国内で25年ぶりに金環食が楽しめる21日を前に、豊丘村豊丘北小学校で11日、1~6年生90人を対象にした事前学習会が開かれ、飯田市川路小学校長の畑英利さん(56)から金環食の楽しみ方を教わった。当日は登校時間をずらし、全校児童が金環食を観測する。

 木曽星の会メンバーの畑さんによると、村内では午前6時18分ごろから太陽が徐々に欠けていく様子を確認でき、7時30分55秒に月が太陽の中央を覆い、周りが金の環のように見える。環が完成するのはさらに2秒後。環の状態を楽しめるのは4分3秒間という。

 畑さんはスライドを使って太陽、月、地球の距離などを示し、金環食が見られる理由を分かりやすく解説。ソフトボールやピンポン球を使って例えると、子どもたちはイメージを膨らませていた。

 環になる前後を「感動の瞬間」といい、観測ポイントを秒刻みで示したりもした。環の状態の4分間は木陰にリング状の環ができるなどさまざまな楽しみ方も紹介した。

 金環食の写真を示すと「すごーい」「早く見たい」の声。6年の女子児童は「待ち遠しい。当日晴れて、少しでも長く見られたらうれしい」と話した。

 グラウンドに立つと、遮光板を使って実際に太陽を観測。太陽を見る上での注意点を聞き、当日に備えた。

 畑さんは「21日は特別な日。感動して、お年寄りになっても『あの時いい太陽が見えた』と思い出す日になれば」と願った。畑さんによると、次回村内で観測できるのは2041年10月25日。

 同校では当日午前7時15分に登校し、金環食をクラスごと観測する。松沢郷子校長は「子どもたちの目でしっかり観察し、自然の素晴らしさを感じてほしい」と話した。

  

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