過去の問題用紙で学力向上へ 松川町「エデュ・リンク」

学校・教育

[ 2014年 9月 10日 水曜日 9時27分 ]

 松川町独自の教育連携組織「エデュ・リンク」の学力向上委員会は、東小学校に残されていた算数の問題用紙が児童の基礎学力の向上につながるとして、北、中央の両小学校への導入に向けて準備を進めている。

 東小では以前から、朝の活動の時間にドリルが組み込まれている。いまでは週に2~3回で、午前8時20分から15分間。全校児童9人の小規模校のため、児童は1つの教室に集まって算数や国語のドリルに集中する。

 その教室の棚には算数のドリル用の問題用紙が160枚保管されている。小1~6年までの範囲を網羅し、きめ細かく学べる内容になっている。

 学力向上委員会は大事に保管されている問題用紙に着目。いまの学習指導要領にあった形にするなど問題を一部作り直し、160枚を全てデータ化。近く北と中央の両小学校でも取り入れる。

 160枚は1枚ずつ番号が記され、160番に近づくほど難易度が上がる。学力向上委員長で、データ化を担当した東小の高森広治校長は「やりっ放しだと、どうしてもだらだらしてしまう」。昇級テストも作成中で、一定の番号まで到達して昇級テストをクリアすると次の段階に進めるような仕組みも検討している。

 高坂敏昭教育長は「この問題用紙には少しずつ目標をクリアして上の段階に進める良さがある。自主的な学習にも生かすことができる」と期待する。

 同様に国語の問題用紙の作成にも取り掛かり、来年度中の完成を目指すとしている。

 エデュ・リンクは町内の教育効果を高める狙いで2008年に始まった。

  

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