阿南一中、赤ちゃんとふれあい体験 世話通じて命の尊さ学ぶ

学校・教育

[ 2016年 8月 31日 水曜日 16時03分 ]

離乳食体験などを行う阿南一中の生徒たち

 阿南町立阿南第一中学校の3年生33人は30日、阿南町役場で乳幼児と触れ合う「赤ちゃんふれあい体験学習」を行った。町内の親子10組が協力。生徒たちは身体測定や衣服着脱の手伝いを通し、命の尊さやいたわりの気持ちを養った。

 自己紹介を終えた生徒たちは、母親に着替えの仕方を教わりながら、身体測定に挑戦。大きな声で泣く赤ちゃんを慣れない手つきで抱っこして、体重計まで運んだ。離乳食を食べさせたり、一緒に遊んだりする時間も設けられ、命の重さを肌で感じた。

 母親らも「ご飯は声を掛けながらあげてね」などとアドバイス。赤ちゃんを優しく抱き上げてあやした生徒の一人(15)は「泣くと不安になるけど、かわいい」と話した。

 ふれあい体験学習は1997年から同町が実施している町内の中学3年生を対象にした事業。少子化の影響で身近なところで赤ちゃんと接する機会が少なくなっている社会環境を背景に、思春期の子どもが赤ちゃんに触れる機会をつくっている。保健師の女性(25)は「異なる世代が交流するいい機会。将来、自分に子どもができたときも大切にしてもらいたい」と語った。

  

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