阿南一中 空手道授業が終了 日本人の心を学ぶ

学校・教育

[ 2015年 1月 22日 木曜日 12時59分 ]

 阿南町の阿南第一中学校2年生31人は、昨年12月から学んできた空手道の授業が20日に最終を迎え、体育館で団体形の試合を行った。基本動作を披露して順位を競い合い、勝敗を決める採点も生徒たち自身が行った。

 中学校で武道授業が必修化されたことを受け、県内では珍しい「空手道」を採用して3年目。外部指導者に県空手道連盟常任理事の勝岡充さんを迎え、昨年12月から計15時間の授業に取り組んできた。空手道の歴史や特性に始まり、礼法や立ち方、突き技、受け技、前蹴りなどの基本動作を学んだ後、約束組手や団体形の練習を重ねた。

 最終日のこの日は正座をして黙想し、心を静めた後に皆目して正面に礼、互いに礼を行い、入念な準備運動を実施。これまでの練習を振り返りながら、5、6人のグループに分かれて団体形を試合形式で行い、チームメンバーとの呼吸を合わせながら流れるような動作を繰り広げた。

 空手道を体験した生徒らは「後半になってから楽しくなり、いい体験になった」、「準備するということの大切さを学んだ。今後の生活にも生かしていきたい」と語った。

 空手道は左右対称な動きが多く、身体全体のバランスを使う種目。勝岡さんによると協調性や判断力、創造性、勇気を養うとともに、礼儀や公正な態度も学べるという。15回の授業を終えた勝岡さんは最後に「いつでも対応できる心の鍛錬が重要。物事を頭で理解して集中すれば必ず良い結果がついてくる」と生徒たちに言葉を送り、「日本人の心を学び、今後も相手を尊重する節度ある行動を心掛けてもらいたい」と話した。

  

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