阿南高文化祭~成長への思い込め

学校・教育

[ 2012年 7月 6日 金曜日 15時13分 ]

 阿南町北條の阿南高校(牧島晃校長)は7、8の両日、第56回文化祭「阿南祭」を開く。一般公開は7日。文化祭本番に向けて、実行委員会や生徒会が中心となって準備を進めている。

 ことしの阿南祭テーマは「Step by step 踏み出せ一歩 今この瞬間を大切に」。文化祭を通して一人一人が成長できたら―という思いを込めた。

 校舎には成長をイメージした花や、リボンなど好きなモチーフをシルクスクリーンにペンキで描いて廊下の天井に渡した。階ごとに蛍光管の色を変えるなどの工夫も。

 体育館には、4×7メートルの巨大なステージバックを生徒会執行部が制作。デザインは全校にアンケートをとって決定した。

 阿南祭恒例の竜をモチーフにした装飾として、アーチ状の貼り絵パネルを制作し生徒昇降口に設置。各クラスで90×180センチのパネルを作り、すべて組み合わせると巨大な竜が飛んでいる姿が表れる。また校門にも、体に花の模様が入れられた竜を描いたアーチを設けた。

 7日の一般公開は午前9時半から午後3時まで。クラブごとの展示や発表、空手部と男子バスケットの招待試合、吹奏楽部と阿南第一中学校生徒との合同演奏発表会も。ほか、1、2年生のクラス展示や3年生による屋台なども行われる。

 阿南祭実行委員長の女子生徒は「5月から準備を始めて忙しかったけど、全校が楽しめる文化祭にしたい」、生徒会長の男子生徒は「アーチ作りなど大きいものの準備が大変だったが、いろんなところを工夫した。楽しんでもらえれば」と話していた。

 また阿南祭を記念して7日午後3時半から、岩手県釜石市立釜石東中学校教諭の蛯名勝利さんによる講演会「俳優から中学校教諭へ そして大震災を経験して」が、阿南町御供の北条会館で行われる。

 蛯名さんは1997年に順天堂大学スポーツ健康科学部修了後、倉本聡主宰「富良野塾」や今井雅之主宰「エルカンパニー」に所属し、俳優として活動。2002年、交通事故によりリハビリ生活を送り、岩手へ。昨年、東日本大震災を経験し避難生活を送る。現在は仮設住宅に住みながら釜石東中学校に勤務している。

 蛯名さんの大学時代の恩師が阿南高同窓生であったことから、今回講師として招へい。講演前には蛯名さんをゲストに迎え「生徒と『語り合う会』」を午後1時半から3時まで、同校視聴覚室で行う。

 牧島校長は「生徒が地域の人たちと交流し、一緒に防災について学ぶ機会になれば」と、多くの参加を呼び掛けている。

 事前申し込み不要。問い合わせは同校(電話0260・22・2052)へ。

  

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