阿南高 就業体験「ずく出せ修行」実施

学校・教育

[ 2015年 10月 22日 木曜日 9時59分 ]

 阿南高校(小林敏一校長)は21日、県教育委員会が実施する就業体験「ずく出せ修行」を実施した。22日までの2日間にわたり地元を中心とする11の企業に1、2年生66人が参加して勤労の尊さを学び、進路選択のきっかけにする。

 同就業体験は地域にある企業を知り、従業員との触れ合いを通してコミュニケーション能力を身に付けることが目的。初めて受け入れた同町東條の建設業サンテクト(佐々木孝之社長)には、普通課2年の男子生徒2人が訪れた。

 現場は県発注の国道151号沿いに架かる甘露橋、見名上橋工区の橋梁下部補修工事。ヘルメットや手袋を着用した生徒らは、危険予知活動など従業員が仕事始めに必ず行う安全確認を行った後、建設から42年が経過して補強工事が進む橋下内部の様子を見学。鉄筋切断体験では破片が目に入らないようめがねも着けて、慎重に工具を操作した。

 生徒らは「切断は思った以上に力がいる。危険を冒してまで人が進む道を造ることはすごいと思った」、「進路は未定だけど、今回の体験を通して選択の幅を広げたい」と話した。

 県が管理する橋梁3829橋のうち、50年が経過した橋梁が1088橋あり、長寿命化修繕計画が進んでいることなどを説明した県飯田建設事務所の課長補佐は「完成を想像し、夢のある仕事」と紹介し、佐々木社長は「これからの若者と話もできた。仕事内容に興味を持ってもらえたら」と期待を寄せた。

  

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