阿南高福祉コースが高齢者福祉体験

学校・教育

[ 2015年 10月 5日 月曜日 9時36分 ]

 県立阿南高校福祉コースの2年生が社会福祉基礎授業の一環で先月29日、泰阜村デイサービスセンターを訪れ、施設利用者らと交流した。6人の生徒らは歌を歌ったり高齢者と一緒に塗り絵をしたりとコミュニケーションを図った。

 高齢者や障がい者の置かれている社会的環境と福祉施設について知り、援助や介護の仕方を肌で感じながら自立支援についての理解を深めることが目的。15日に10人の生徒が参加し、今回は2回目として別の生徒が実習を行った。

 はじめに利用者らに懐かしい戦後のヒット曲「リンゴの唄」を歌った生徒たち。「お月見」をテーマにした塗り絵も一緒に行いながら高齢者との距離を縮めていった。97歳の女性はリンゴの唄を何度も歌い「この曲いいねえ」と笑顔。最初は戸惑っていた生徒たちも次第に緊張がほぐれ、耳元まで寄って会話を交わした。

 体が弱ってきた実家の祖父母を助けたいと介護福祉士を目指す男子生徒の一人(16)は「お年寄りともっとうまく話せるよう勉強したい」と話した。工藤順子所長は「若い子たちの優しい気持ちが伝わり、利用者も喜んでいる。福祉関係の仕事も人材不足が課題。福祉に興味を持ってもらい、村に戻って来てもらいたい」と話した。

  

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