阿南高1年生が福祉施設訪問、キャリアデザインの一環で

学校・教育

[ 2015年 9月 5日 土曜日 11時13分 ]

阿南高キャリアデザイン 県立阿南高校1年生は3日、進路やコース選択を考える授業「キャリアデザイン」の一環として、阿南町内の4つの福祉施設を訪問した。利用者との交流やボランティア活動などを通じて今後の進路選択に役立てる。

 

 普通科ながら進学、情報ビジネス、福祉の3コースを2年生から選択できる同校は、1年生で進路ガイダンスを実施する。8つの職業分野に分かれて大学や短大、専門学校の教員による講義を受けて基礎学力の充実を図るとともに、「キャリアデザイン」の授業で自分の適性や将来の進路の方向性を適性探求していく。

 

 施設訪問は福祉分野の学習の一環で、高齢者や障害者の置かれている社会的環境と福祉施設について理解と知識を深めることが狙い。クラスごと来月までの3日間に分け、生徒が町内の通所施設や特別養護老人ホームなど4施設に訪れる。

 

 このうち、阿南町北条の特別養護老人ホーム阿南荘には8人の生徒が訪問し、職員の説明を聞きながら施設内を見て回り、利用者と会話を交わした。

 

 生徒らは、腹部などに排泄のための開口部を造設した人用の設備が整ったオストメイト対応トイレをはじめ、天井近くに設置された加湿器、高さを調節できる机など福祉施設ならではの設備を見学。施設利用者には名前や出身地、年齢を聞くなどしてコミュニケーションを図った。

 

 男子生徒の一人は「耳の遠いお年寄りには耳元で大きな声で話しかけないと聞こえないことが分かった。ウイルスにも弱いので、清潔さを保つことも重要なんだと知った」と語り、施設を案内した相談員の女性(52)は「利用者も、子ども相手だと抵抗なく話し、笑っている。自分(生徒)たちのおかげで喜んでいることを感じ取ってもらえれば」と話した。

 

  

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