阿智第一小でかみかみリレー

学校・教育

[ 2013年 11月 26日 火曜日 9時02分 ]

 阿智村駒場の阿智第一小学校(橘祐三校長、169人)で25日、食べる時によくかむことの大切さを伝える「かみかみリレー」スタートの会が開かれた。県内計43カ所の小学校や保育園などへリレーをつなげ、かむことの健康への効果について学んでいく。

 飯田女子短期大学家政学科保健養護コースの安富和子教授が取り組む活動。6月には長崎県南島原市の小学校でスタートし、現在も同県内でリレーをつないでいる。

 30年以上養護教諭を務めた安富教授は、子どもたちと接する中で虫歯予防だけでなく健康や成長におけるかむことの大切さを感じ、食事中にかんだ回数を測定する「かみかみセンサー」を2008年に開発。小中学校の教職員に向けたネットワークや活動を紹介するインターネットサイトを立ち上げるなど、啓発活動を行っている。

 同校では10月に開かれた教職員とPTAによる学校保健委員会で、安富教授による講演が行われたことをきっかけに「子どもたちによくかむ活動を広げよう」と、リレーに参加することに。この日は朝の全校集会で安富教授を迎え、リレーのスタートの会を開いた。

 橘校長は「歯を大切にするためよい機会になる。食べ物をよくかむことが健康にいいことを知り、かむことの大切さを学ぼう」と呼び掛けた。

 安富教授は、硬い物と軟らかい物を食べた時の口周辺のサーモグラフィーの写真や、軟らかい物ばかりを食べ続けた人間の予想図などを見せながら、よくかむことの効果について解説。「硬い物をよくかんで食べるとあごの力が強くなり、ボールを遠くに投げたり速く走れるという実験結果が出ている。血流もよくなって、頭の働きが活発になる」とした。

 「丈夫な体をつくるために、ここから世界に向けてリレーしていって。おうちの人や周りの人にも発信していってもらえれば」と話した。

 続いて保健委員会にリレーのたすきと次の学校に向けたメッセージテープ、かみかみセンサーが手渡された。委員らは「よくかんで健康な体づくりをしたい」「次の学校にたすきをつなげたい」「スタートの学校として頑張りたい」などと決意表明を行っていた。

 同校では約3週間、給食の時間にかみかみセンサーを使って子どもたちのかむ回数を測定し、かむことの大切さを学ぶ。安富教授は「1回の給食で1000回かむことを目標にしてほしい」としていた。

 同校の次には松本市の梓川小へリレーをつないでいく予定。

  

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