阿智第三小でニジマス水揚げ

学校・教育

[ 2012年 10月 4日 木曜日 9時27分 ]

 阿智村の阿智第三小学校(坂巻敏夫校長、児童53人)は3日、春から学校池で育ててきたニジマスを水揚げし、薫製作りの下準備を行った。飼育から調理までの経験を通して、生き物の命をもらいながら生かされていることを学んだ。

 清流の水を引いた池で4月下旬から育ててきたニジマスは、昨年よりやや小ぶりながら数は多く、児童たちは2時間かけて水抜きした池で344匹をつかみ取りした。

 学校では薫製づくりの専門家の指導を受けながら、腹を割いて内臓を取り出し、塩をまぶして串を刺すなどの作業に取り組んだ。

 保護者たちのおこした炭火で焼いた魚は昼に味わい、残りは4日にサクラの木片でいぶす。

 5年生の男子児童は「かわいそうだけど、命をもらわないと自分たちは生きていけない。だからありがたくいただく」と話していた。

 指導した専門家は「上級生の魚をさばく腕前はほとんどプロ。貴重な体験をしている」と話し、器用にナイフを使う姿を笑顔で見つめた。

 ニジマスの飼育活動は、学校づくりの柱という位置付け。保護者や地域が学校運営に参画する「コミュニティースクール」の象徴的な取り組みとして、二十数年間続けている。

  

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