阿智第二小学校で足踏みによる代かき体験

学校・教育

[ 2013年 5月 17日 金曜日 9時46分 ]

 阿智村の阿智第二小学校で16日、足踏みによる代かきを体験する授業があった。横一列に並んだ5年生18人が水を張った田んぼを往復し、足で土をほぐした。

 第二小のある伍和地区はその昔、稲作に必要な水の確保に苦労した地域。伍和の村々は明治に入ってから、遠く浪合から恩田井を協力して引くなどして水不足を解消してきた。

 4年次の社会科では、江戸期の水田経営の重要性、伍和にとって水利の確保は命題だったこと、機械のない時代の作業は苦労が多かったことなどを学んだ。

 この日の作業は昔ながらの代かきをすることで、水のありがたみや先人の思いを体で学ぼうと実施。担任の教諭は「昔の人たちの思いを感じて。大変かもしれないが頑張ろう」と励ました。

 学校前にある約200平方メートルの水田に集まった18人は、恐る恐る田んぼに足を踏み入れると、ロープを持って横一列に。歌のゆっくりとしたテンポに合わせ、つま先でグッと押す要領で何度も往復して土を柔らかくした。

 泥の感触を楽しみながら、仲間と一緒に初めての足踏み代かきに励んだ男子児童は「足の後ろが変な感じがして面白い」と笑顔。教諭は「飽食の時代だが、昔ながらの作業を通してコメ一粒を大事にした昔の方々の思いを実感してくれたら」と話していた。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)