阿智高でサテライト講座始まる~予備校の授業を学校で

学校・教育

[ 2012年 7月 30日 月曜日 15時32分 ]

 阿智村の阿智高校(黒柳紀春校長)で28日から、大手予備校「河合塾」の授業映像を使って学習する「サテライト講座」が始まった。

 同窓会(土屋昌亮会長)が昨年度の学校創立60周年に合わせ、在校生の学力向上を後押ししようと予算化し、導入初年度の夏期講義は1年生12人と2年生22人、3年生5人の計39人が受講を希望した。

 大型スクリーンに映し出されるサテライト講座向けの録画映像とテキストを使った一斉受講が基本だが、個々に与えられたパソコンで不明な箇所をもう一度聞いたり、部活動で遅れた生徒が講義の出だしから聞けるなど、自分のペースで勉強できることが特徴で、復習や先取り学習の希望にも応じる。

 1・2年生は英語、3年生は生物と英語、国語の中から希望する科目を選び、8月10日までにそれぞれ10講義を受ける予定。講義後には同校の教諭が、1・2年生に映像講義の要点を解説する時間もある。

 開講式で土屋会長は「選び抜かれた一流の講師陣による講義が地元にいながらにして受けられる機会を設けた。都会への移動時間や経済的な負担もなく、受験に向き合う条件は整ったといえる。スクリーンの向こうには全国の受験生がいることを意識し、有意義な夏にして」と話した。

 1・2年生は初回講座で、動詞の基本について学習。スクリーンに映った講師の指示に従ってテキストの要点にマーカーで色を塗ったり、現在形の単語を過去形にするなど、真剣な表情で取り組んでいた。

 黒柳校長は「途中で諦めた者には学力が付かない。克己心で乗り越えて」。英語教諭は「利点は多いけれど魔法の講座ではない。しっかりテキストを予習して臨んで」と呼び掛けていた。

  

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