阿智高校で地域政策コースの実習開始

学校・教育

[ 2015年 4月 24日 金曜日 9時43分 ]

 阿智村春日の阿智高校(黒柳紀春校長)で「地域政策コース」の実習が23日、始まった。同コースの2年生が▽農業▽福祉▽観光―の3分野で地域の事業所や施設の協力を得ながら、現場での体験学習を重ねていく。

 新コース制は昨年度入学生から導入され1年次の共通履修を経て、実質的にことし4月からスタートした。地域政策コースは、将来地域に貢献する人材を育成する目的で、地域の文化や産業について体験を通して学ぶ。

 これまで、各分野の講師を招いて話を聞くなど事前学習を実施。同日から6月4日までグループに分かれ全員が3分野を一通り体験し、以降は選択した専門分野ごとに授業を行う。

 実習のうち、農業は阿智村産業振興公社の協力の下、学校近くの中関地籍のほ場でキクイモの定植作業を体験。訪れた生徒7人は、畑に綱を張って畝(うね)の列に足跡で目印をつけた。続いて50センチほどの間隔で地面に種芋を置いていき、最後に機械で土寄せをしていった。正午までの作業で約40キロの種芋を定植した。

 2年の男子生徒(16)は「外での作業は気持ちがいい。阿智の星空に興味があるので観光を選ぼうと思っていたけれど、これからの実習で一番良かったところを選びたい」と話していた。

 村産業振興公社の事務局長は「農業は後継者育成が課題。我々も新規就農者の育成に力を入れている。体験を通して、農業を職業として選んでくれる生徒を1人でも増やしたい」と話していた。

  

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