阿智高校の文化祭のお知らせ

学校・教育

[ 2012年 7月 12日 木曜日 8時51分 ]

 阿智村の阿智高校は55回目の文化祭「楝(おうち)祭」を14、15の両日に一般公開する。全校で作った巨大な壁画を校舎に飾り、力を入れるボランティア活動などの取り組みを紹介する。テーマは「そうだ楝祭に行こう!―アット楝(ホーム)だに おいでなんしょ」。

 遠目に見るとモザイクアートであることが分かる壁画は「全校一丸」を重視する生徒会の呼び掛けで、村の協力を得て集めた500ミリリットルのペットボトル約1万個を使って制作。校舎の2―4階に飾り付ける。

 被災地で復興支援に協力したいものの、高校生ボランティアの受け入れ窓口が見つからないジレンマを抱えていた生徒会長は、たまたま訪れたボランティア同好会の部室で、高校生も参加できる被災地ボランティアツアーの存在を知り、4月に東日本大震災の被災地、宮城県石巻市を訪問。仮設住宅で3日間、炊き出しや被災者との交流を体験している。

 楝祭では受付付近に設ける「お祭り広場」で東日本大震災の義援金を募るほか、フィリピンの子どもに送るTシャツ、ワクチンの費用にするペットボトルのキャップも回収する。ボランティア同好会の展示コーナーに体験談と写真を公開する。

 2年生は村から借りた135枚の戦時ポスター(レプリカ)に解説を加え、満蒙開拓に関する研究の成果とともに展示。1年生は見直しの気運が高まりつつある「阿智村かるた」で地域の自然や文化を紹介する。

 楝祭後には福島県南相馬市を6泊7日で訪れ、炊き出しやボランティアリーダー研修に加わる生徒会長は「とても元気な阿智高の展示を見ることで、皆さんにも元気になってもらえたら。ボランティアに関心を持ってもらう機会にもなれば」と話している。

 一般公開時間は14日が正午―午後3時、15日は午前10時―午後1時半。盟和産業の駐車場が利用できる。

  

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