飯田下伊那各地の小中学校で、3学期の始業式が行われている。それぞれに年末年始を過ごした児童生徒たちは元気に登校し、学年最後の学期をスタートさせた。
飯田市立下久堅小学校(曽根原弘校長、児童165人)では、6日に始業式を実施。3年と5年の代表児童2人が、3学期の目標について作文発表した。
2学期を振り返りながら「整理整頓をきちんとしたい」「算数と国語を頑張って充実した3学期にしたい」といった目標を披露し、全校の前で決意を述べた。
曽根原校長は3学期の重点目標として、自分から進んであいさつすることと、心のこもった卒業式を全員でつくり上げることを挙げた。
「あいさつは仲良くなるための第一歩。相手が喜んで笑顔になる。勇気がないと先に言えないが、その勇気を持てれば積極的に物事ができて成長する。自分から進んであいさつすることで、大人の練習をしてほしい」と呼び掛けていた。
飯田教育事務所によると、この日に始業式を行った飯伊の小中学校は同校のほか伊賀良小、上郷小、飯田西中など計8校。7日を中心に、5―8日にかけて始業式が行われる。