飯伊の高校3年生“巣立ち” 下農は4科157人が卒業

学校・教育

[ 2017年 3月 4日 土曜日 13時36分 ]

下農の卒業証書授与式

 飯田下伊那地域では県立、私立高校の卒業式シーズンを迎えている。4日午前には飯田市鼎名古熊の県立下伊那農業高校(嶋崎文男校長)が体育館で卒業証書授与式を開き、157人の高校3年生が思い出あふれる学舎を巣立った。

 

 下農の卒業生たちは、3年間愛用した緑色の制服に袖を通し、式典に出席。在校生や恩師、保護者らが見守る中、クラス担任が一人一人の名前を読み上げ、代表の生徒が登壇して嶋崎校長から卒業証書や皆勤表彰を受け取った。

 

 式辞で校長は、農業高校ならではの実習を振り返り、「身に付けた農業の大切さや自然に対する畏敬の念、人に対する優しさ、忍耐力などはこれからの人生で役立つ」と激励。覚悟や信念、勇気を持つことを求め、「自分が決めた道を誠実に歩み、思い通りにならない時は3年間を思い出して」とエールを送った。

 

 来賓祝辞や送辞に続き、卒業生総代の藤下拳成さん(アグリサービス科)が答辞を述べた。

 

 農業実習で「命の大切さ、重さ、いただくことのありがたさをあらためて教えられた」とし、「学んだことすべてが財産」と強調。恩師や家族に感謝の気持ちを伝え、後輩たちには「地域社会にも目を向けて行動して」と呼び掛けた。

 

 同校の卒業生はアグリサービス科39人、農業機械科40人、園芸クリエイト科41人、食品化学科37人の計157人。資格取得や農業、調理、食品製造、自動車整備の実習、農作物販売など農業高校ならではの学びを進め、卒業後は進学や就職でそれぞれの道を歩む。

  

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