飯国事務所が青崩トンネル工事現場公開

学校・教育

[ 2017年 8月 10日 木曜日 15時54分 ]

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 国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所(中平浩文所長)は8日、飯田高校の生徒を対象に、整備を進める三遠南信自動車道青崩峠道路の青崩トンネル調査坑工事現場を公開した。

 同校3年の築島由理恵さん(18)、木下響子さん(17)の2人が参加。トンネル工事の手法や進ちょく状況をはじめ、中央構造線により破砕帯が広がる、青崩峠周辺の地質構造などについて学んだ。

 同事務所はこれまで、社会基盤工学科や建築学科と、建設分野に直接的な関わりがある、飯田OIDE長姫高校の生徒を対象にした現場見学会を毎年実施してきたが、技術職を目指す生徒に限らず、広く建設業について理解を深めてもらおうと、昨年から普通科高校にも声を掛け、希望者の見学を受け入れている。進路選択の幅を広げるとともに、進学後の地元就職を促進する狙いもある。

 また、国交省は建設現場の生産性向上を図る取り組み「アイ・コンストラクション」を推進しており、今後、情報通信技術(ICT)関連を中心に、多彩な知識や技能を有する人材が求められることも背景にある。

 この日参加した2人は、地層や鉱物などの「地学」に興味があり、中央構造線周辺の地層を見たいと参加。同工事現場周辺の断層図や、掘削されるマイロナイトなど特有の岩石について説明を受けると、興味深そうに見入っていた。

 また、掘削が進む調査坑の中に入り見学も。築島さんは「普段あまり接点のない職業の仕事現場を見ることができとても新鮮だった」、木下さんは「まず入ることの出来ない工事中のトンネルを見ることができ、貴重な体験になった」と笑顔を見せた。

 また、同現場では、同校出身で、施工する鹿島建設の技術士、河本貴史さん(42)がトンネルの工法などを説明。河本さんは、高校時代に土木への関心を高め、大学進学後に土木を専攻し、同社に入社したという。この日、母校の後輩に向け「夢や目標を持ち、一歩一歩進んでほしい」とエールを送った。

  

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