飯田コアカレで卒業研究発表会 自作システムやサイト紹介

学校・教育

[ 2015年 2月 6日 金曜日 12時30分 ]

 飯田市松尾明の飯田コアカレッジ(坂巻道弘校長)は4日、校内で2014年度の卒業研究発表会を開いた。3月に卒業する2年生17人8組が、習得した技術を駆使して作成したシステムやプログラム、ゲーム、ホームページなどを実演しながら紹介し、開発経過や考察を伝えた。

 1987(昭和62)年の開校以降、毎年開いており、2012年度から一般にも公開。就職内定先の企業の関係者や協力者、保護者、在校生ら70人が見守った。

 学生たちは一人10分間の持ち時間でプレゼンテーションを行い、スクリーンに説明文や資料を映しながら開発の目的や工夫した点、課題などを発表した。

 ITスペシャリスト学科の男子生徒2人は、開発用ミドルウェアソフトを用いてパズルとシューティングのゲームを制作し、実際のプレイを実演した。このうち、縦型スクロールのシューティングゲームは、敵が放つ弾が単一にならないようプログラム。面のクリアやアイテムの設定などを今後の課題として挙げた。

 ITビジネス学科の3人は、表計算ソフトを使った簿記3級の学習プログラムを作成した。チャレンジや練習のモードをつくり、覚えられないようにランダムで問題が出題されるよう工夫。「初心者にも親しまれるように」と、独自のキャラクターをつくり、正解すると誉められ、誤答すると励まされるようになっている。

 ITスペシャリスト学科とITビジネス学科の2人は、豊丘村ボランティアセンターのホームページを作成した。web上で管理できるシステムを導入し、センターからの依頼を踏まえて、村のPRや画面上でボランティア登録ができる仕組みを整えた。閲覧者の視点で、文章の要約や分かりやすいサイトデザインも試みた。

 すでにページは公開され、利用されている。発表を見守った同センターの男性は「センターで気軽に更新ができるホームページを作っていただき、感謝している」と話していた。

 同校は2年制のITスペシャリスト科、ITビジネス科、IT医療事務学科、1年生のIT専攻科の4科を編成しており、国家資格をはじめとする資格取得、専門知識・技術の習得を図り、即戦力となる人材を育成している。

  

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