飯田女子短大で発願式開く

学校・教育

[ 2010年 10月 13日 水曜日 9時22分 ]

 飯田市松尾代田の飯田女子短期大学(高松信英学長)は9日、看護師を目指して学ぶ学生が気持ちを新たにする「発願式(ほつがんしき)」を、同短大で開いた。看護学科の1年生、15期生70人が講堂に集い、仏教の教えの下で患者に尽くす看護師になるよう、誓いを立てた。

 基礎実習を終え、看護の専門的な授業が始まるのを前に、専門職としての知識や技術、態度を身に付ける覚悟を新たにする機会として実施。一般の看護学校で「戴帽式」が行われるのに対し、仏教看護を特色とする同短大では「発願式」としている。

 ナースキャップと白い制服を身に着けた発願生が、ろうそくを手に講堂へ入場。厳かな雰囲気の中、一人ひとり名前を呼ばれて登壇し、仏様から火を授かる「戴灯」を行った。

 全員が壇上にそろうと、代表の横山由季さんが先導し「煩悩の誘惑に左右されがちな自分の心を見つめ、明るい知恵の道を歩む看護師になりたい」「病に苦しみ悩む人々を見守り、人と生まれた喜びを共にする、すばらしい世界の仲間である看護師になりたい」などと誓いの言葉を述べた。

 高松学長は「今日は第2の入学式。勉強に本気になって取り組み、世に認められるようなすばらしい仕事ができるようがんばってほしい」と学生たちを激励。牧野光朗市長は「現在、地方の医療に関わる人たちのマンパワーが不足している。多様化する地域医療のニーズに応えるために、ぜひ地域の医療機関で実力を発揮してほしい」と語っていた。

 同短大によると、15期生70人のうち61人が県内出身者。このうち地元の飯田下伊那出身者は25人だという。

  

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