飯田女子短大卒業式 251人が学びや巣立つ

学校・教育

[ 2012年 3月 17日 土曜日 13時39分 ]

 飯田市松尾代田の飯田女子短期大学(高松信英学長)の第44回卒業証・学位授与式が16日、同短大講堂で開かれた。晴れ着をまとった卒業・修了生計251人が、慣れ親しんだ学びやを巣立ち、社会人としてのスタートを切った。

 卒業生が壇上の仏壇に火と花を供える献灯・献花、礼拝が行われたのち、各学科と専攻科の代表者11人が1人ずつ登壇。各学科長から卒業・修了証書を受け取った。

 次に病気療養中の高松学長に代わって、高松和子学長職務代行があいさつに立った。式辞では、初代学長と2代目にあたる現学長の「女子の高等教育機関をつくりたい」という思いから1967年に設立された同短大の歩みや、仏教を根底とした看護師の養成を目指して看護学科を設置したころを振り返った。

 また学生たちに「植物や動物の命をいただかないと私たちは生きられない。そこを出発として食について考えて」とし、「いただいた命、心、体を大事にして、豊かな人生を送って」と呼び掛けた。

 卒業・修了生の代表は、介護福祉士を目指して取り組んだ学校や実習での体験を振り返り「先生の指導や実習先の職員の方々の思いにふれ、すべての人を支えていきたいと思うようになった。今後はその人らしく地域で暮らしていけるように、支えることができるよう努力を重ねたい。ここで学んだ知識と感性に磨きをかけ、新たな道に旅立ちたい」と語った。

 本年度は、家政・幼児教育・看護の卒業生222人、専攻科の修了生29人の計251人が短大を巣立った。短大によると、医療系・福祉系の専門職を目指す学生を中心に就職が内定しており、3月末には例年の内定率98~99パーセントに近づく予想。専攻科は例年通り内定率100パーセントに達する見込み。

  

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